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 「ラブリーボーン」


公開前から気になっていた映画、ラブリーボーンを観て来ました。部分的にネタバレありの感想です。

まず、この映画のCMを見て「少女の起こす奇跡」から悲しいながらもどこかほのぼのとしたハートフルなファンタジーを連想した人は、間違いなく肩透かしをくらいます(笑)
私はそんな感じではないことを期待して見たのでその点では良かったのですが、ただ、ラスト近くまでこの映画の伝えたかったことが明確には伝わってきませんでした。

残された家族と殺された少女、悲劇の残した心のわだかまりが消えていく様をその両側から描き、生者も死者も最後はお互いに対する執着が消えて心安らぐといった感じの映画なのですが、残念なことにその大筋の中にたくさんの要素を詰め込み過ぎて、散漫な印象になってしまっています。

それぞれの要素、少女の初恋と神聖なまでの想いに溢れたファーストキスへの憧れといった青春映画的な部分、ミッシングチルドレンの犯罪ドキュメンタリーを見るような手法を取り入れた犯人の行動を丁寧に描くサスペンスの部分、死者の気配が残る家と精神的に追い詰められていく家族を描いた部分、残された家族を現実に引き戻してくれる訳知りの祖母の存在を描いた部分、死者の姿が見えるクラスメイトのオカルト的な部分、主人公のスージーの魂がしばらく留まる生者と天国との境の世界を描いたファンタジックな部分、それらは単体としては上手く描かれているのですが、残念なことにうまく1つにまとまってはおらず、各々が浮いてしまっています。全ての面を描かず、1つか2つに絞った方が観る者の心に素直に訴えたと思います。

また、スージーの魂が留まる世界の描写は、私はけっこうすんなり観ることができましたが、この映画の脚本家・監督の感性と視聴者の感性が一致しないとしらけたままになる可能性が大きいような気がしました。

そんなこんなで、それぞれのエピソードは良いのですが全体のストーリー的にはう~んという感じが否めませんでしたが、主人公スージーを演じているシアーシャ・ローナンにはそれでも許せてしまうような不思議な魅力がありました。


最後に、どうしても書かず(語らず)にはいられない細かいツッコミです(笑)

スージーの死体が見つからないままになるのは意外ですが、ラスト的にそれもありだと思える展開になるのでそれはそれで良いと思うことができます。しかし、スージーの死体が隠された金庫が穴に落とされる前にルースの中にスージーの魂が入るシーンでは、流れ的にそれを止めるのかと思いました。ところがオカルトサスペンスの山場からいきなり少女の神聖な恋の話に移行されて激しい違和感を覚えました。スージーの一番の心残りが昇華されるのは分かりますが、「そこでソレですか~」と、観ていてちょっと呆然としました(笑)

ブライアン、将来の義父に対してそこまで暴行する必要がどこにあるの~?
何も病院送りにしなくても‥というのと、それでもブライアンと別れなかったスージーの妹・リンジーの心情は、日本人には伝わりにくいというか、ブライアンの暴力シーンは必要無かったように思えました。

ツララはてっきり犯人の頭に突き刺さるのかと思いました(謎笑)

追記

「映画クラブ」さんがコメントで私の勘違いを指摘してくださいましたので、訂正させていただきます。
暴行したのはブライアンではなく、映画クラブの友達として登場した女の子の彼でした。
なるほど~、どうもストーリー上おかしいなと思ったら、私はとんだ人違いをしていたのですね
あの彼ならなんとなく納得できます。
映画クラブさん、コメントありがとうございました。

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テーマ : 日記
ジャンル : ペット

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え?違うでしょ

え?違うでしょ。
暴行して起訴されたのはリンジーの彼氏じゃなく映画クラブの友達でブロンド、ブルーアイシャドウの女の子ですよ。(パパ・ジャックにもスージーは説明してるシーンありますね)

映画クラブでの上映“オセロ”を観た後で彼氏の約束を優先したあの女の子です。(その彼氏が起訴された男の子)

その当時のイチャイチャぶりがあのトウモロコシ事件へと繋がるわけです。

映画クラブさん、重大な見間違いをご指摘くださって、どうもありがとうございました。
記事の方にも追記させていただきました。
あのちょっと失礼な(?)彼なら、暴行事件も納得できる感じですね。
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Jun

Author:Jun

ボンさん作リサとくまこ

このイラストは、ボンさん
描いてくださいました


 Jun : リサの飼い主
 東京の片隅でひっそりと
 一人と一匹の暮らし…の
 つもりが、リサの明るさ
 につられて低いテンション
 も家では上がりがち。
 ささやかながらも楽しい
 暮らしに。

 リサ : 2008年4月13日
 生まれロングコートの
 ブラックタン

コノハカメレオンたちと暮らした日々の大切な思い出を保存してあります。

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